実は知らないことばかりでした…。
タイタンには霧雨が降っていたなんて。びっくりです。
つい最近まで、タイタンの画像はボイジャー1号とボイジャー2号が撮影したものしかなく、しかも濃い大気に覆われていて詳細は不明なままであった。その後、ハッブル宇宙望遠鏡などによって表面の様子が少しづつ解析されるようになった。ハッブル宇宙望遠鏡により撮影された大陸のような地帯は、"Xanadu"(ザナドゥ、桃源郷)と名づけられている。
2003年1月5日、チャンドラX線観測衛星は土星によるかに星雲食を利用し、タイタンがかに星雲から出るX線を遮る現象を観測した。観測結果によると大気の厚さは約880kmで、1980年のボイジャー1号の電波などによる観測結果より10?15%厚いため、大気が膨張した可能性が示唆された。
2004年6月30日に土星軌道に投入されたカッシーニ探査機は、7月1日からタイタンの撮影を開始した。レーダー測定、可視と赤外線マッピング分光計による擬似カラー画像が撮影された。このようにして、初めて分厚い大気の下の地形の画像が得られた。現時点で判明しているところでは、タイタンの地表にはほとんどクレーターが無く、レーダーに黒く映る海らしきものが発見された。しかも、メタンが大気中にあるにもかかわらず、撮影された雲の中にはメタンはほとんど見つかっていない。
2004年12月24日、カッシーニは小型探査機ホイヘンス・プローブをタイタンに投下した。翌2005年1月14日にタイタン上空に到達、パラシュートを使って表面へ着陸。着陸作業中に写真撮影を行い、データを送信した。この画像には液体メタンによるものと思われる海や川、陸地・デルタ状の「河口」が写っていた。また大気成分や温度、気圧、地形など科学データを集め、カッシーニ経由で地球へ送られ、その中にはタイタンの地表を吹き渡る風の音を捉えた音声データも含まれていた。なお、ホイヘンスの着陸点は「ぬかるみ」のような場所であったという。着陸時の衝撃が弱かったことや、カメラに泥のようなものが付着しているのが理由としている。
その後、小型探査機ホイヘンスによる観測で得られたデータ(気温、気圧、大気中のメタン濃度など)を分析した結果、タイタンの上空には目視が困難なほどの薄い雲が二層存在し、その内下層の雲からはメタンの霧雨が降っている事が明らかになった。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)
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